世界でたったひとり??
<手描きPOP>アーティスト!?
ネクラ本屋の店主はPOPアーティストを自称している。
ポップアートのオサレなアーティストではない。
<手描き>POPのアーティストだ。
たまに「なんだそれは!!」と自分でつっこみたくなる。
ただ、ことPOPに関しては、
(カウントのしようのないものであるが)
日本でいちばん描いてきたのではないか、と誇れるほど
描いて、画いて、書いてきた。
手放しに褒められたことも、
面と向かって「大っ嫌いだ」と言われたこともある。
良い想い出も、悪い想い出も、
大成功も、大失敗もあった。
・口が達者ではなかったので、気持ちを文字におこして伝えようと思った...
・ヘタクソな字を隠すために墨字で書いた...
・墨字だけではアクセントがつかないため、何時間もかけて挿絵をつけた...
・歳を重ねるごとに自分なりの人生観を言葉に託すようになった...
不器用なつぎはぎのような代物は、
気づけば私小説のようになっていた。
まるで素っ裸のヘンタイだ。
でも今日も描く。
そして明日も書く。
私にとってPOPとは、
本屋であることと同義だ。
呼吸するのと同じように、
吸って、止めて、吐く。
吸って、止めて、また吐く。
そんなPOPたちがここで地獄の叫びをあげています。
どうかご賞味ください。