『がんばるなかれ』
水木しげる
「◯◯出来ない自分」では本当に認められず、
愛されませんか?
こんなに頑張っているのに気がつけば、なぜかひとりぼっち...
そんなあなたの「心の特効薬」、ここにあります。
あなたの周りによくいるひどく不機嫌な人、
あるいはやたらと攻撃的な人間、嫌ですよね...。
私はカレコレ10年程前、まさにそんな人間の一人でした。
朝から深夜まで鬼の様な形相で働き、
手当たり次第周囲の人たちに噛みつき、
いつのまにかついたあだ名は「狂犬」。
「私は誰よりも頑張っている!」という自負を振り回しては、
そんなあだ名も内心誇っていたり、
とにかく突っ走れるだけ走りました。
定期的におとずれる猛烈な孤独感にさいなまれながらも、
それが周りにバレはしないかと、さらなる強気を装い、
一匹狼を気取る...
何にそんなに必死になっていたのか???
今の自分にはそれがよーく見えます。
「デキる自分でないと、人から愛されない...」
幼少期からの思いグセをこじらせた私は、
無意識のうちに必死の求愛行動を繰り返していたのです。
そんなただの「泣いている子供」。
それが私でした。
でもそんな「泣いている子供」たちは思っている以上に、
いたるところにいるのです。
ひょっとしたらアナタの中にも。
「◯◯出来ない自分」では本当に認められず、愛されませんか??
必死の形相で得たものは本当にアナタの心を満たしてくれましたか??
もしこの言葉にひっかっかるものがある方は、
ぜひこの本を開いてみて下さい。
この本の中で語られる「ぼんやり時間」が、
あなたの人生に予想外の展開をもたらしてくれるハズです。
「何時間でも自由に寝る」というのが
我が家の憲法だ。
海のかもめ、山の虫たちも、
楽しそうに暮らしていた。
彼らには、落第なんていう、
そんな小さい言葉はないのだ。
ぼくのあだ名は「ウドの大木」というのだった。
すなわち、なにもせずに、
ぼんやり立っていることが多かったようだ。
自然と同化しているのだ。
さて煙草をたのしんで、
歌をたのしんで、
次はひるねをたのしもうかな。
ー 水木しげる
本の状態 ★★★☆☆ 2.0点
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帯 なし
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