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『人って、最初はみな石ころだもの』
志茂田 景樹


「ぶつかって、磨いて。輝くために、世の中はあるんだよ」
このひと言に、深い、深い人生観は集約される。
言葉は何よりも正直。「本物」を読みたければこの本!


こういう仕事をしていると、つくづく
「言葉って何より正直だなあ」と思います。
ある程度まとまった量の文章を読むと、
どう隠そうとしても、その人の観念や、人生観、
そこから書いた人の歩んできたであろう人生もが透けて見えてくるからです。
だからこそ、この本は「本物」であると、
絶対の自信を持っておすすめ出来ます。

この本の帯に書かれている一節、
「ぶつかって、磨いて。
輝くために、世の中はあるんだよ」という言葉。
この一節からだけでもその深い、深い、人生観が見えてきます。

この世界に存在するすべての「宝玉」は、
最初は不格好にとがった原石です。
その原石を砕いて、研磨し、磨き上げることで、
この世に2つとない「宝玉」は生まれます。

つまり、あなたの心は「不格好に尖った宝玉の原石」。
人生で起こる様々な喜怒哀楽はその「磨き石」です。
「人生の磨き石」を活かして、己の魂を磨き、「玉」にしていくか、
感謝も忘れ、傷ついた、と恨み節をまき散らして、
原石のままで終わるかで、人生の結果は大きく変わります。
この本の主題はすべてこのことに繋がっていきます。

志茂田さんいわく...

挫折とは...
人生の道程は長い。挫折はね、靴を一足はきつぶしただけなの。

欠点とは...
欠点とはね、将来の長所がいっとき世を忍ぶ仮の姿なの。

苦悩とは...
過去に一度だけ戻れるとしたら、
寝ても覚めても、生きることに懐疑的になっていたときだと思う。
そうか、このときに真剣に悩んだから、
悔いること多き道だったけど、ここまでこれたんだ、
と自分を褒めてやりたいの。
そうして戻ってね、だから大丈夫だよ!と若い友に話したいの。

人生の艱難辛苦を越えてきた人の言葉は本当にあたたかい。
そういう人を当店は「本物」と呼びます。
「本物」を読みたければ、間違いなくこの本。



本の状態 ★★★☆☆ 3.0点 
(状態の目安 ★5点...最美品 ★4点...美品 
★3点...普通 ★2点...状態悪し ★1点...破れあり) 

帯          あり
状態値引       -¥20 ややカバー折れ
レア度        ★★★☆☆ ややレア
sorry sold out...